Z世代の4人に1人がBNPL?

BNPL(=Buy Now Pay Later)とは「今買って後で払う」の略で、クレジットカード以外の後払いサービスを指します。BNPLのサービスを提供する事業者が加盟店に代金を立て替えておき、購入者が後から事業者に代金を支払うというものです。

電子商取引(EC)の後払い決済サービスとして、Paidy(ペイディ)、atone(アトネ)などが利用されています。

「タイパ」(時間対効果)や「マネパ」(効率的なお金の管理)を重視するZ世代に人気で、16桁のクレジットカード番号を入力するのも省略したいといった考えや手軽さからか、4人に1人が利用しているようです。

電話番号やメールアドレスなどを入力するだけで手軽に決済できる点が魅力ですが、複数のサービスを利用する内に、少額の債務を積み重ねてしまうため、債務超過に陥るケースも少なくないようです。

相続財産の調査の際、こういった新しいお金の流れがあることも知っておきたいですね。