知らない相続人と手紙で連絡するポイント

知らない相続人や、長らく疎遠だった相続人に連絡をとるための方法を解説したページです。

知らない相続人がいるときの対応方法

亡くなった方の銀行の預金解約や不動産の名義変更など相続手続きの中には、相続人全員の署名押印が必要となる手続きがあります。一人でも欠けると手続きはできません。

しかし、相続人の中に疎遠になっている人、話をしたことがない人がいるときに、全員の署名押印が集められずに、手続きが進まないということをよく耳にします。

このような状況の時に、どのようにすれば手続きをスムーズに進めていけるのか?

やってはいけない方法

下記2点はご法度です。
・いきなり押しかける
・いきなり書類を送って実印を押せと言う

いきなり知らない人に会わなければいけないというのは、 とてもストレスを感じますから相手のことを考えて、いきなり会うことはできるだけ避けるべきです。

また、ハンコを押してほしいと一方的に書類を送るのは、相手に不信感を与えます。なぜ実印を押さなければならないか理解をせずに押してくれる人は、ほとんどいません。さらには「騙されている」「自分たちにとって不利益がある」といった負の感情を抱き、手続きに一切協力してくれなくなる可能性もあります。

そこでおススメする方法は、「手紙」です。手紙で事実をすべて伝えることが、手続きをスムーズに行う効果的な方法だと考えます。

知らない相続人との手紙のやり取りの流れ

<1>相続人の確定
相続関係説明図の作成
亡くなった方の出生から死亡までの戸籍収集
相続人の現在戸籍・附票の収集

<2>財産の確定
財産目録の作成
不動産の確認(登記簿・固定資産税納税通知書等)
金融財産の確認(通帳、残高証明書等)

<3>手紙の作成
相続関係説明図や財産目録等、確認資料準備
今までのいきさつ、故人との関係性等、なぜ郵送先が分かったかを伝えます
どのように相続を進めていくかなどこちらの考えを伝えます

<4>手紙を相手に送付
追跡機能などがあるレターパック等で送付します
返事をもらう期限を決めます

<5>相手からの連絡
同意してもらえるか、相手の希望があるかなど相手の考えを確認します

<6>遺産分割の成立
相続人全員で誰が何を引継ぐかを決めます

<7>手続き書類の準備
遺産分割協議書を作成します
銀行や不動産登記などの各手続き書類を準備します

<8>手続き開始
7で準備した書類に、相続人が署名押印をします。
書類を各手続き先に提出します

<9>手続き完了・分配
銀行など各手続き先から、完了通知が届くと手続きは完了です

<10>御礼の手紙
手続き完了の報告

注意すべきこと

・財産を実際よりも少なく記載したり、隠したりしない
・自分の主張も大切だが、相手の考えもきちんと聞く

知らない人からの手紙は誰でも必ず驚き、 不審な気持ちで読み始めます。

だから丁重な姿勢で、協力をお願いすることが大切です。また、財産を故意に隠したりすると、後に協力してもらえなくなります。

情報は隠さずにすべて公開し、自分の考えをきちんと伝えることが、相手に協力してもらい、相続手続きをスムーズに行う近道だと考えます。

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