相続手続き、専門家が頼り

親が亡くなり相続がおきたときに大変なのが、さまざまな手続きだ。遺産分割協議から財産の名義書き換え、相続税の申告まで手続きはいずれも煩雑で、遺族の手に余ることもある。そこで考えたいのが、司法書士や税理士など専門家の活用だ。

不動産の名義変更で法務局に提出する登記申請書は専門性が高く、専門家に頼むケースが少なくない。その場合に相手になるのは司法書士だ。

(2015年7月15日 日経新聞より)

各専門家にはそれぞれ役割分担があり、不動産に関する手続きの主な専門家としては司法書士、相続税の申告手続きは税理士、遺産分割協議書の作成に関しては行政書士、遺産分割協議でもめた場合は弁護士になる。

相続の手続きには様々な種類があり、しなければならない手続きの専門家が誰になるのかをきちんと見極めた上で進めていくことが重要であると思う。