高齢者 きしむ「終の棲家」 ~修繕費2割超上昇 単独世帯増、負担重く~

高齢者が安心して住宅に住めなくなっている。持ち家の修繕費の負担は増え続けている。長寿化によって修繕回数が増え、工事単価も10年で2割上昇する二重苦の様相だ。

マンションでも修繕の負担は重い。新築時に定められる毎月積立金などを調べたところ、21年は10年前より4割弱高い。

賃貸住宅の家賃は大幅な上昇こそ少ないが、高齢者には別の問題がある。国交省の20年度調査では賃貸住宅のオーナーの約7割が高齢者の入居に拒否感を示す。入居中の孤独死で、その後の賃貸が難しくなったり、認知症を患ってほかの入居者とトラブルになったりすることを警戒する。

(令和4年6月5日 日本経済新聞より抜粋)

インフレが止まりません・・・木材も電気設備も高騰しています。

最近、あるお客様が「リフォームを開始しても住める日がいつのなるのか目途が立たない」と嘆いておられました。
工事単価は、しばらく上昇し続けると思います。

今日も市会議員と一緒に、市としておひとり様のサポートがどれだけできるのか、今後どうしていくのか、何から始めればいいのか、という話をしていました。

「部屋が借りにくい」「戸建てはリフォーム費が高い」「マンションも管理費が高い」と、三重苦になってきています。
高齢者が安心して暮らせるサービスを、今後も考えて行かなければなりませんね。

(米田貴虎)