相続税、私も対象?

国税庁が1日公表した2015年分の路線価は、近畿2府4県のうち半数が前年比で上昇または横ばいとなった。地価回復の裾野が広がるなか、資産を受け継いだ納税者らは気をもむ。

今年1月から相続税の課税対象が拡大したためだ。税理士に相談したり、対策セミナーに参加したりする中高年層が目立つ。

(2015年7月1日 日経新聞より)

1月の税制改正で、基礎控除額が4割縮小されたこともあり、課税対象者が大幅に増える見通しの中、各金融機関主催の節税セミナーに参加し、将来の相続に備える方が多い。

税の仕組みや手続きなどをよく理解した上で、ご自身が対象となるのかどうかを判断してもらいたい。