タンス預金、新札切り替えでどうなる?

長年、マイナス金利政策が続いたこともあり、銀行に預けるメリットがないために、流通している現金の半分はタンス預金に回っているのでは・・・と言われてきました。

そんな中、2024年7月3日の新紙幣発行を目前に控えて、現行の紙幣を手放す動きが活発になってきたようです。匿名性を確保できてインフレ耐性の高い「金」や、「株式市場」に向かっているとの見方もあります。

新札が発行されても、これまで通り旧札も使えるため、特に慌てる必要はありませんが、大量のタンス預金をお持ちの方は注意が必要です。

◆もしも、多額の旧札を銀行の窓口に預けに行ったら・・・
⇒銀行は一定額以上の入出金に対して、本人確認や取引目的の説明を義務付けています。銀行に「グレーなお金」と判断された場合は、警察に通報される可能性があるので注意が必要です。

◆もしも、ATMを使って自分の口座に少しずつ入金したら・・・
⇒サラリーマンの場合、給与の支給時に所得税や住民税を天引きされているため、銀行に預けることで課税される心配はありません。自営業の場合も、確定申告をしていれば問題ありません。

◆もしも、ATMで配偶者や子供の口座に少しずつ入金したら・・・
⇒相続が発生した時に、税務署は国税総合システム(通称KSK)の運用により被相続人の収入や財産を把握することができます。そのため、相続税の申告がなく怪しいと判断した場合、家族名義の口座の入出金を調べる可能性があります。税務調査が入って、追及されるかもしれません。