死後の伝言 ネットに託す

自分の死後、パソコンやインターネット上に残したデータはどうなるのか。人生の最期に備える「終活」で、情報技術(IT)関連の備えが見過ごせない課題になっている。

ヤフーが2014年に始めた「Yahoo! エンディング」、利用者が死亡すると遺族から公的証明書で確認したうえで有料サービスを自動停止し、不要なデータを削除。最大200人にお別れのメッセージを送れるほか、ネット上のお墓にあたる「メモリアルスペース」に遺影なども残すことができる。

(2015年8月30日 日経新聞より)

国内でのインターネットの利用率が伸びている中、ネット上のデータは本人が亡くなると、周りの人が手を付けにくいのが現状だ。そこで、取り扱いにも生前から注意が必要になってきている。

死後に自分のブログを閉鎖せずに残し続けることで、サイトブログの中では生き続けることができ、何か世の中のお役に立つことができるかもしれない。一方、ネット上に残した人生の軌跡は、扱い次第で周囲に迷惑を掛けることもあるだろう。

そういう意味では、死後に何を残すか事前対策が必要だ。