
2026年3月、金の国内小売価格がついに3万円台を突破しました。価格高騰が続く今、相続を見据えた「金」の継承についても留意する必要があります。
【金の現物投資 3つの手法】
①純金積立
少額から自動で購入し、価格変動リスクを分散できるため初心者でも始めやすい一方、購入ごとに手数料がかかります。
②地金型金貨
デザイン性が高く鑑賞に適していますが、加工代が含まれるため投資として元を取るには時間がかかります。
③金地金(インゴット)
まとまった数量を購入する王道の手法で投資効率も高いですが、盗難対策など保管場所の確保が課題となります。
【相続・贈与における利点と4つの注意点】
金は固定資産税がかからず、小分けにして売却できるため、遺産分割の「調整役」として非常に優秀です。しかし、近年の価格高騰により、以下の点には特に注意が必要です。
❶税負担の増加
贈与税の基礎控除(年間110万円)を利用する場合、現在の高値ではわずか40g程度で超えてしまいます。
❷購入額の証明
売却時に領収書がないと売値の95%が利益とみなされ、多額の所得税が課せられます。
❸支払調書
1回の売却額が200万円を超える場合は税務署へ報告されるため、適正な申告が不可欠です。
❹仏具の非課税枠
日常の供養に使う純金仏具は原則非課税ですが、家格に釣り合わないほど高額なものは投資目的とみなされ、課税対象になる可能性があります。
資産価値が高まっている今こそ、正しい知識を持って「金」の継承準備をしましょう。









