【相続事例集】養子縁組で増税

70歳で歯科医のAさんが死亡しました。

Aさんは独身で子どももいません。死亡直前まで現役でバリバリお仕事をされており、身の回りのことやお金の管理も自分でされていました。Aさんは癌で、余命を悟り、自分の死後のことを考えておられました。

推定相続人となるのは、弟Bさん・弟Cさん・妹Dさん・既に死亡した妹Eさんの子4名(代襲相続人)の7名でしたが、甥姪(妹Eの子)とは折り合いが悪く、遺産分割で揉めることが予想されました。

Aさんと兄妹は、遺産分割で揉めることは嫌だと考え、BさんがAさんの養子になることを決め、養子縁組の手続を行いました。これで、もう遺産分割で揉めることはない。程なくして、Aさんは死亡し、相続の手続を行うことになりました。

Aさんは歯科医でしたから、それなりの財産がありました。その額はBさんの予想をはるかに超えていました。

養子になったBさんは唯一の相続人ですから、遺産分割で揉めることはもちろんありませんでした。しかし、養子縁組をしたことで税金の負担が増えることになりました。

養子縁組をしていなければ1億2千万円だった基礎控除額が、養子縁組をしたことで6,000万円になり、それに伴い多額の税金を支払うことになったのです。

相続開始前に相談を受けていたら、相続対策として遺言作成を検討することもできましたが(他の兄妹らには遺留分はありませんから、Aさん1人がすることができます。)、相続開始後では後の祭りです。

相続対策では、様々な角度からの検討が必要なのです。

 

相続手続支援センター兵庫についてもっと知りたい方へ

相続手続支援センターのサポート内容
費用について(他との料金比較はこちらからご確認できます)
利用者の声

最後に

代表の米田貴虎(よねだたかとら)です。

ほぼ同じような名前の「相続○○○○○」という数多く存在するWEBの中から、このページにたどり着いてくださりありがとうございます。

このホームページを作ってから、23年間で同じようなページがどんどん増えてきました。

ここまで読んでもらって、申し上げにくいことですが、お伝えします。
ネットの情報を参考にするのは役に立ちますが、本当の解決にはつながりません。

上手に無料相談を利用してみてください。それが一番早い解決に繋がります。
それでは、ご連絡をお待ちしております。

 

 

 

「本当にこれでよいのか」「うちの場合はどうなのか」
こう思われる方も、お気軽にお問合せください。
相談は無料で行っています。

無料相談を通じて信頼していただき、その結果としてお手続をご依頼頂ければ幸いです。
しかし、実際にはアドバイスだけで終わる方も少なくありません。
私達は、それでも構わないと考えています。
「相続手続支援センター兵庫」という存在を知っていただくことが、とても大事だと思うからです。
お一人で悩まずに、お問合せだけでもされてみてはいかがでしょうか。
と、いくら申しましても、「自分で自分達のことを言っているのだから・・・」と思われる方もいるかもしれません。
それでも、相続手続支援センター兵庫の思いをお伝えしないよりも、
お伝えした方がいいと思い、書かせていただきました。