富裕層の追徴課税最多 ~国税庁「転売ヤー」も最高額~

国税庁は27日、2020年6月までの1年間(2019事務年度)に実施した所得税などの調査結果を発表し、富裕層への追徴課税が259億円と過去最高になった。

各国の税務当局との連携(CRS)が進むなどした結果、税額が増えたとみられる。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い調査が実施できなかった一方で、各国税局は株や不動産の大口所有者である「富裕層」に対する積極的な調査を進めた結果、8割強で申告漏れなどを指摘した。

ネットオークションを利用して誰もが手軽に利益を得られるようになるなか、国税庁は購入価格より高額の転売で稼ぎ、「転売ヤ―」と呼ばれる個人などの申告状況も調べた。調査した9割で申告漏れがあり、追徴税額は65億円と、18事務年度比で約12%増えた。

(令和2年11月28日 日本経済新聞より抜粋)

ついに「転売ヤー」にも調査が入りましたね!
マスクバブルの時に、絶対今年税務調査に入られるだろうな・・・と思っていました。

「当局は目立った業界や目立った人には調査に入る」と、昔から言われています。
特に今回は、個人のネット売買ですから、絶対申告なんてしていないだろうと狙われたわけですね。結果、9割が申告漏れ(笑)
ちゃんと申告していた人は、1割しかいなかったわけですね。

コロナで調査件数が制限される中、必ず追徴課税が取れそうな、富裕層や個人に今後も調査が行われるでしょう。
(米田貴虎)