先日亡くなられたO様は、自宅マンションを購入する際に、住宅金融支援機構(旧;住宅金融公庫)から借入れをしていました。
購入時に団体信用生命保険に加入していたため、借入残高は本来、死亡とともに免除されます。
ところが、O様が亡くなられてから3ヵ月後、ご家族の方が取扱い窓口の銀行に出向いたところ、その3ヶ月の間にも借入れの返済が継続していることが判明しました。
銀行の担当者は申し出があった時点で廃止の手続をします。
逆にいえば、申し出なければ何も手続してくれないのです。
すでに引き落とされていた3ヶ月分の家賃の払い戻し手続も無事終わり、O様の奥様の手元には約30万円のお金が戻ってきました。