【相続事例集】よく似た名前「相続放棄」と「財産放棄」

あるAさんの相談内容です。

「半年前に主人が亡くなり、その相続の手続を今回したいのですが…」から始まり、「私は一切財産を相続する気持ちは無く、子供達2人に全部相続させたいのですが、今さら相続放棄も出来ないので、やはりいくらか財産を相続するしかないのでしょうか」というものでした。

相続放棄をする場合は、3ヶ月以内にしなければならないところ、既に期限が過ぎてしまっているので、相続する気持ちが無いにもかかわらず相続しなければならない、何かもどかしさをAさんが抱いている様子でした。

「子供達2人が相続する内容の遺産分割協議書をきちんと作れば、相続放棄をしなくても大丈夫ですよ」の一言で、Aさんが安心されたのも言うまでもありません。下の表で※がAさんの「気持ち」であり、「とるべき方法」でした。

比較  |相続人の地位  |プラス財産 |マイナス財産|手続方法
相続放棄|相続人でなくなる|承継しない |承継しない |家裁の申立(3ヶ月以内)
財産放棄|相続人のまま  |※承継しない|承継する  |※遺産分割協議による

多くの場合、相続放棄をするのは、借金が多くてどうにもならない状況の時なのですが、Aさんのように借金(負債)が多いわけでもないのに、「相続しない=相続放棄」と結びつけてしまう傾向にあります。

世間一般でよく言われる、相続放棄は、実は財産放棄であることがほとんどです。

しかし、財産状況(プラス財産、マイナス財産)は、できるだけ早めに全体を把握する必要があります。

 

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最後に

代表の米田貴虎(よねだたかとら)です。

ほぼ同じような名前の「相続○○○○○」という数多く存在するWEBの中から、このページにたどり着いてくださりありがとうございます。

このホームページを作ってから、23年間で同じようなページがどんどん増えてきました。

ここまで読んでもらって、申し上げにくいことですが、お伝えします。
ネットの情報を参考にするのは役に立ちますが、本当の解決にはつながりません。

上手に無料相談を利用してみてください。それが一番早い解決に繋がります。
それでは、ご連絡をお待ちしております。

 

 

 

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