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ごみから大金 孤独死も影

「タンス預金」遺族に伝えぬまま…

最近、ゴミ捨て場やごみ収集所で、多額の現金が見つかるというニュースが増えています。

タンス預金をしていたけれど、家族が確認せずに捨ててしまったため、最後の場面で見つかったというケースが多いのではないでしょうか。

ただ、おそらく見つからないまま焼却されていった現金も、きっとたくさんあると思います。

低金利の現代、銀行に預けておいても増えないし、引き出そうとしたら理由を聞かれたりまとめて出せなかったりするため、自宅に現金を保管されているケースも増えています。

先日お伺いした依頼者のお宅でも、乳母車の籠の中から200万円が出てきました。

家財を破棄する場合や、遺品整理をする時は、手間ですが隅々まで確認するか、信頼できる遺品整理業者に任せることが必要ですね。

(米田貴虎)

 

ごみ捨て場などから、多額の現金が見つかる事例が相次いでいる。

警視庁によると拾得物として届けられた現金は2016年に計約177億円に上り、バブル期の1991年(185億円)以来の高水準で、2010年以降上昇を続けている。

持ち主に戻ったのは約7割で、残る53億円は持ち主不明のままだ。

高齢者が誰にもみとられずに亡くなる「孤独死」や、「タンス預金」の増加といった社会環境の変化を背景に、気づかれずに廃棄される現金が増えているとみられる。

拾得物の所有権が、持ち主から拾得者に移る期限は3ヶ月。

「(死後に)子供が片付けてくれるから大丈夫」と他人任せにせず、身の回りを整理し、遺族など周りの人が把握できる環境を整えておいた方がいい。

(平成29年9月22日 日本経済新聞より抜粋)

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